会社プロフィール:製造業・管理人数5000人
導入の範囲・形式:
全社人事での導入/グループ会社管理/既存の人事・給与システムの自動連携
前提として、組織編制・人事異動にかかる、人事の工数を劇的に削減することに成功。
事業部と人事が、人材データベースに紐づいた異動シミュレーションシステムを共有。
事業部主導だった組織編制・人事異動に、人事部が総合的・長期視点での人材配置提案ができる体制を実現。
従業員が自分のキャリアについて受け身である。
人事からみて、従業員が、自らのキャリアを自律的に切り開いていこう、そのために自ら成長していこう、という意識を持たなくなっているのではないか、と感じることが多くなっていた。
学ぶ場を提供したらいいのではないか?
自ら学ぶ機会を提供するために、従業員が自主的に活用できるラーニングシステムの導入を検討しはじめていた。
最初に取り組む問題は教育の場の提供なのか?
ラーニングシステム導入を企画していくなかで、人材データが散在しているために、従業員の状況が把握できていないことに気がつく。有効なラーニングシステムを構築するためにも、人材データの一元化と見える化が不可欠と認識する。
「キャリアに対して受け身」は何故なのか?
人材データの総合的な見える化が実現してみると、従業員の異動配置が、事業部主導になっていて、必ずしも、ひとりひとりの中長期的なキャリアプランをイメージしたものになっていないことが明確になる。また、配置の意図も伝えられていないケースが多く、「キャリアは会社が決めるもの」という暗黙の認識が広がっていることが想定された。
ビジネスニーズと育成ニーズに応える複眼的異動配置の実現
事業部が意図するビジネス成功のための異動案と、個々人の中長期的なキャリア計画をベースに作成された異動案のバランスを取っていくことができる仕組みが必要であると認識する。
これまでも「キャリア申告」という制度があり、本人の異動希望、キャリア希望と上司の育成アドバイスは集めていたが、システムへの格納も中途半端で配置検討時に活用できていなかった。
人事に時間と武器がない!
組織編制・人事異動のプロセス業務が煩雑で、人事に多大な工数がかかっており、「考える」「提案する」仕事に割く時間がない。
組織編制・異動配置の主導権を持つ事業部と人事が、同じ情報を見ながら話ができるインフラとなる総合的な人材データベースがなかった。
業務の徹底した効率化の実現と、インフラとしてのデータベースの構築。
人材データの総合的な一元化を目指す。現在使用している人事・給与システム、勤怠システム等から必要なデータを確実に自動連携させる。
→ 人事の、「考え」「行動する」時間を作る。
人事異動時期に発生する業務を、徹底的にシステム化し、付加価値を生まない作業を、確実になくす。
現場が使いやすい人事異動シミュレーション機能を開発。異動検討時に必要となる個人や組織の情報に確実にアクセスできる仕組みを提供する。
課題と感じたことの解決策が、単なる対症療法になっていない。
「課題の名称」から想起される「一般的な解決方法」に飛びついていない。
根っこにある原因解決に、時間と工数、投資が必要だったとしても、解決することで得られる価値を周囲・経営に理解してもらい、推進しつづけるプロジェクトチームの存在。
下記ページの応募フォームから
必要事項をご記入いただいた方に、
Rosic「ロシック」人材マネジメントシステム
シリーズのご案内、機能紹介の
資料をお送りいたします。ぜひご登録ください。