Rosicとは?

Rosicは何故、企業の戦略実現を支援できるシステムであり続けられるのか。

Rosic ストーリー

Rosic人材マネジメントシステムは、「Rosic統合人材情報システム」と「Rosic経営情報システム」へ

2010年代半ばになると、国内ベンダーの「タレントマネジメントシステム」も多数発売され、「タレントマネジメントシステム」が日本企業の人事に浸透していきました。その後、HR Tech、HRDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉も一般的になり、様々な人事領域を対象としたシステムが市場に出回るようになりました。AIの技術を積極的に活用しようとする動きも加速していきます。

Rosic人材マネジメントシステムも、2022年からはクラウドにも対応しています。ただし、SaaS形式の他に、各社独自の仮想環境やクラウド環境を活用したオンプレミス型を選択できる形式も継続しています。大企業を中心にそうしたニーズが確実に存在するからです。どちらの形式にしても、アドオン開発がシームレスに行える設計となっており、各社のニーズにきめ細かく応えていける体制・サービスを整えています。

そして、2023年、長年持ち続けてきた「人材情報が、真の経営情報として、経営やビジネストップの意思決定に有効に活用されていない」という課題意識から、Rosic人材マネジメントシステムを、2つの方向に発展させることになりました。

一つは、人材に関するすべての情報を、経営の意思決定に資するレベルで一元化・活用できるインフラとなっていく方向です。Rosic人材マネジメントシステムの発展形として、「Rosic統合人材情報システム」をリリースしました。

「人的資本経営」の必要性が叫ばれるなど、改めて人材の重要度に注目が集まる一方で、細分化された様々なHR Techやタレントマネジメント機能の積極的な導入が結果的に部分最適につながってしまい、意思決定に必要な「人材」のデータを統合的に取りまとめる中心部分がシステム的に空洞化している(手動でExcel集めるしかない)状況も生まれてきました。

「Rosic統合人材情報システムは」、狭義の人事データに留まらず、人に関する情報であればあらゆるデータを適切に収集・格納し、必要な形でシミュレーションしたりレポートしたりすることができる、総合的な人材情報システムとして、新しいニーズに応えていきます。

もう一つが、経営情報・業績情報と人事・組織情報を総合的にマネジメントし、経営や事業の意思決定のためのインフラを提供する、という方向です。「Rosic経営情報システム」は、「人材関連のデータが適切に組み込めない」という、従来の経営管理システムや業績管理システム管理者の悩みに正面から応える、これまでになかった経営情報システムとなっています。

コロナ禍が起こり、これからの社会、企業、ビジネスがどのように変わっていくのか、見通せない状況です。そんななかで、システムが、企業にとって重要な意思決定に貢献していくためには、何が求められるのか、これからも、正面から向き合ってまいります。

2023年5月

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