導入事例

Rosicを活用して成果を上げている企業の事例をご紹介します

財務、営業、仕事、人事等の情報を統合した柔軟なレポートを実現し、 経営と現場を支援し、事業戦略を推進するシステム構築と運用に成功

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目次

柔軟なレポーティング機能が、重要な仮説検証・未来予測を実現する

システム面ではいかがですか?

櫻井 氏 櫻井 氏

システム面では、私たちが重視していたポイントをすべてカバーしていました。経営層や現場での活用においては、レポーティング機能が想像以上に力を発揮してくれていると感じています。

実際のレポートを作成する前提として、私たちが見たい、分析したいと考えるコード体系を柔軟に設定できるという点が大きかったです。基幹システムは基幹であるが故に堅固である必要がありますから、実際には存在しない仮のカテゴリや組織、現場ベースで運用されている分類などを持つことができません。現状を現実的に把握したい、未来を予測したい、仮説を検証したいとなると、そうした「仮」の世界や現場のロジックを持つことが必要となります。Rosicではそうした設定がとても柔軟にできるため、私たちが意図した形で資料作成ができるようになりました。

集計結果は、Rosicの画面上で見ることもできますが、自分たちが見たい形でデザインしたExcelテンプレートにレポートを出力できる機能を持っています。こちらが想像以上に力を発揮してくれています。まず、Excelでグラフのデザインやデータの配置を自分たちの意図をもって設計できます。そして、Excelファイルの2シート目以降にバックデータが自動的に出力されているので、必要に応じて1シート目のグラフや表を簡単に修正、加工することも可能です。

「プロジェクト実績・予測」のイメージ

「プロジェクト実績・予測」のイメージ

熊谷 氏 熊谷 氏

この機能を活用して、実績データの上に自分で立てた仮説の数字を組み入れることで、全社でオーソライズされたフォーマット形式で予測レポートを完成させることができます。システム導入以前なら、担当者に依頼するか、自分でExcelと格闘するしかなかったものが、短時間で、しかもいくつもの仮説を試すことができるようになりました。仕事の質の向上に大きく貢献してくれています。

櫻井 氏 櫻井 氏

また、経営層や現場での活用が進むと、当初考えていたレポート内容を修正したいという要望もでてきます。そこでもExcelでのレポーティング機能が力を発揮しています。ちょっとした修正であれば、Excelテンプレートに自分たちで手を加えることができるからです。ひとつのレポートは既にバージョン6にまでなっていますが、自分たちで変更に対応することができています。もし、すべてをシステムの画面で見る形にしていたら、時間的にも予算的にも対応できず、今のように活用が進まなかっただろうと思います。

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