導入事例
Rosicを活用して成果を上げている企業の事例をご紹介します
人件費管理のシステム化を実現
サービス業
人件費管理レポート作成は属人的な手作業
予実差異の特定が困難で、改善提案もできない
Before
何に困っていたのか？
将来の要員構成や人件費予測の作成に膨大な工数がかかっている
仮説を立てていくつもシナリオを検証したいがExcel加工と手作業が多くて現実的に不可能
月次での予実対比がトレースできていない（年に一回の「答え合わせ」がやっと）
予実差異の原因特定が困難で、次年度への改善提案ができない
Solution
具体的に何を実施したのか？
予測バージョン管理機能の提供
入退社、昇格率、ベースアップ、定期昇給など、変数を複数パターン持たせて予測することが可能に
「インプットデータ×計算ロジック
＝アウトプット」の徹底的な見える化
予測数字にブラックボックスを一切作らない、全プロセスを通じての、徹底した見える化を実現
期中の要員変更要素
（異動・入社・退職・昇格）の
予測パラメータ設定の効率化
等級など同一条件の入社者人数を設定することで予測データを自動生成
退職予定日、嘱託再雇用制度の年齢基準と再雇用時の移行後等級を加味した予測計算も可能
予実数値の変化を捉える
視認性の高いアウトプットを
定型レポート機能で実装
予実年間推移・四半期推移の他に、それぞれの人件費項目の予算内比率ランキングなど、Excelテンプレートを用いて構成表・グラフにて推移を可視化
成果を出すためのPOINT
- 「構造化」「見える化」を意識した、利用者に計算ロジックが分かりやすい設計
- 計算根拠を明確にするための「計算プロセス過程金額」のトレースが可能
- 集約レベル・分析属性・時間軸を自在に組み合わせてドリルダウン分析するBI機能
- データを自在に取り出せる柔軟性と、出力後の加工を想定した汎用レポ―ト機能
施策成功を支えた機能群
人件費管理のための初期定義
- 「人件費管理項目」 と 「給与支給項目」 とのマッピングを定義
- シミュレーションのバージョンを登録、対象組織や従業員範囲を定義
現実に即した要員データ登録
- 前年実績からモデル賃金を自動計算
- 予測値算出が出来ない入社予定者・昇降格者等のモデル賃金は手動登録が可能
- 予測期間内の入社予定者・昇降格予定者、退職予定者の情報も登録
重要な意思決定に資するレポート作成・出力
- 人件費項目ごとに計算元となる金額や各種パラメータを参照し、翌年度の予測シミュレーションを実行
- 『汎用レポート機能』 を用いてシミュレーション結果を様々なパターンでExcelに出力
